帯紐摩耗試験
概要
安全ベルトや固定用ハーネス、ヘルメットのあごひも、荷物の梱包などに使われる繊維製の帯紐は、長さの調整などで時間と共にダメージが生じます。この帯紐試験機はそのダメージに対する耐性を測定するのに使用されます。試験機及び同梱された補助ウェイトにより、ASTM D6770に沿って13,500N以上の引張強度をテストできるようになっています。
標本の末端におもりを装着し、六角摩擦バーと呼ばれるスチール製の六角形の棒によって一方向で水平に摩擦を与えます。 明示されたテストサイクルが終わると、強度が維持できている割合を算出します。 摩耗試験を受けていない標本と比較すれば、その素材がいかに摩擦に強いかを知る事ができます。
六角摩耗バーは12インチ(約305mm)あり、同時に3本の標本をテストすることができます。 つまみねじによって、六角摩耗バーを素早く交換することができます。 標本ローラーは摩耗バーに対して標本を85±2度の角度を確保しています。 固定金具は右側にも左側にも標本を装着することができます。
ラインナップ